東京のスモール(小規模)オフィス賃貸需要は今後も安定していくと予想

黒い壁の小規模(スモール)オフィスの室内

弊社は中央区日本橋兜町の不動産会社です。

茅場町駅と日本橋駅が近く、オフィス(事務所)物件も取り扱うことがあります。

昨今はSNSやインターネット環境のますますの発達により、起業についてのハードルが下がっていると言われてます。

フリーランスの増加は正にその象徴であると言えます。

フリーランスやスタートアップ起業の方々と事務所探しの際にお話できる機会があるのも、不動産会社の独自の立ち位置となります。

いろいろお話できることで、私自身も日々刺激を頂けています。

 

◆コロナによりオフィスに対する考え方は変化

コロナにより世の中のオフィスに対する考え方は様変わりしました。

各企業により考え方は様々です。

2020年に早々とテレワークを導入し、手広いフロア面積をいち早く縮小した企業もあります。

テレワークは導入しつつも、徐々に通常通りの出勤体制へと戻しつつある企業も存在します。

曜日や日数規定などを定め、テレワーク×出勤を織り交ぜたハイブリッド型へ移行している企業も存在します。

2022年11月現在、まだ、コロナの終息が見えていない状況ではありますが、今後も働き方が多様化していくことは間違いありません。

関連:テレワークの住宅・オフィス(事務所)選びへの影響

我々の不動産業界もだいぶテレワークが増えています。

さらに、コロナによるデジタル化の推進により、不動産業界の電子契約や業務の効率化なども、やや加速度的に進んだのも事実です。

不動産業務に対するAI化にまつわる関連会社も増加傾向であり、営業活動も活発化していると日々感じています。

 

◆コロナによりスモール(小規模)オフィス需要は増加

コロナにより一人向けないし2、3人利用の小規模オフィスの需要は増えたと肌で感じています。

私自身、コロナ禍真っ只中の時期に、オフィス縮小による移転やテレワーク用などのオフィス探しなどを、実際に複数お手伝いさせて頂きました。

また、コロナに関係なく、起業に対するハードルが下がったことにもよって、スモールオフィス需要は顕在しています。

スタートアップ起業やフリーランス、士業の事務所設立、昨今では東京各地の再開発によるオフィス立ち退きによる移転などです。

東京各地で再開発が盛り上がりを見せています。
新宿、渋谷、虎ノ門・麻布台、中野などなど。

弊社(中央区日本橋兜町)近隣の例で言えば、八重洲、日本橋、兜町の再開発による立ち退き移転ということになります。

今後も既存オフィスの縮小やスタートアップ、フリーランス、テレワークなどの存続によりスモールオフィスの需要は安定すると予想しています。

その中には、レンタルオフィスの存在もあり、シェアオフィス、業種によってはバーチャルオフィスの存在もあるということになります。

 

◆スタートアップの方々からパワーを頂く

フリーランスとして独立の方やスタートアップ起業の方の話を聞くと、私自身がパワーを頂けます。

理由はシンプルに、みなさんが非常に元気であるからです。
やる気に満ちているのが言葉の端々から伝わってきます。

私自身も不動産会社を営んでいる人間のため、初心を思い出すタイミングを都度与えて頂けているという感覚です。

一人社長の方々とお話する機会もあり、ご多分に漏れず元気な方が多く、話していて楽しく元気を頂けます。

この立ち位置は、不動産会社としての特権だと実感しています。

実際にオフィス探しをお手伝いさせて頂いた方と、後日、縁があり仕事関連でご一緒する機会があったこともあります。

その際の充実感。これは何とも言い表せないものとなります。