渋谷のマルイですが、今年2022年8月に閉店し、2026年に新たにリニューアルオープンの予定です。
その建物が「木造」というのは一つの驚くポイントです。
◆渋谷マルイ閉店→木造の商業施設へ
今年2022年8月に渋谷マルイが閉店し、建て替えれられ2026年に新たにリニューアルオープンとなるそうです。
参照:https://www.0101.co.jp/013/
そこで驚きなのが、木造を約60%使用するということで、木造商業施設へ建て替えられます。
昨今のSDGsの流れもあるのでしょうか。
9階建になるようで、木造の商業施設(デパート)というのは少し想像できないというのが正直なところです。
渋谷の商業地ということもあり、木造でも耐火素材(燃えにくい)で建てることにはなりますが、「9階建の木造商業施設」というのは、やはり驚く点です。
◆木造のイメージ
不動産会社として働いていると、木造に対して「弱い」というイメージを持っている方々が一定数いらっしゃるというのを感じることがあります。
- マンション→鉄筋コンクリート→強い
- アパート→鉄骨造→やや強い
- アパート→木造→弱い
- 戸建→木造→弱い
簡単にイメージをすると、このような感じでしょうか。
確かに強度としては鉄筋コンクリートの方が強くなります。
日本における建物の減価償却期間についても、鉄筋コンクリート造47年、木造22年と2倍以上の差がついていたりもします。
税務上は、22年で建物の価値が実質0円になってしまうということです。
しかし、不動産会社の立場からみると、木造も建物として十二分に耐力があるのを知っています。
実際に、東京23区にも3階建の新築アパートが建てられており、集合住宅としての役割を担っています。
戸建についても日本の建築技術で、耐震性もますます優れてきている現状です。
実際に大工さんが木造住宅を建てている現場を見学すると、頑丈な建物であることが内側からわかったりもします。
もちろん、長年住むには定期的にメンテナンスをしていかなければいけないのは当然です。
それは木造も鉄筋コンクリート造も同様です。
◆新渋谷マルイへ一度は足を運んでみたい
不動産会社の人間としても、2026年に予定通り渋谷のマルイがオープンしたら、一度は足を運んでみたいと思います。
木造のため、何か暖かみのある建物を想像しています。
完成のイメージパースも何かそんな雰囲気を感じさせます。
4年程先にはなりますが、実際に現地へ足を運び、木造商業施設を歩いて体感してみようと考えています。